1人が本棚に入れています
本棚に追加
少し時間をおいて冷静になったところで
振り返ってみれば、
母も決して悪気があったわけではなかったのかもしれない。
まぁ、母は元々そういうところがないわけではない。
それも私は感じてきた。
だけど、こういう時にこそ、
普段の思いが出るってことがあるじゃない、
咄嗟のときやいざという時にこそ、
その人の本性というものがわかる
っていうことがあるよね、
私はそういう思いだった。
やはり、母は私のことはどうでもいいんだ、
百歩譲ってどうでもいいということはなくとも、
私は妹と弟の次の存在なんだ。
そして、それはもっと言えば、
本当ならこんなこと自分で言うのは絶対に嫌なんだけど、
私はキープという存在なのである。
最初のコメントを投稿しよう!