次なる難問のその前に・・・

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ただ、課長さんは自分の疑問が 完全に消え失せていたわけではなかった。 とにかくと言うか、とりあえず様子を見ていたのであった。 おかしいな、とは思いながらもしばらくは 何事もないような、 そして自分は何も気づいていないような そんないつもと変わらぬ振る舞いをしていたのだった。 だけど、直也さんはそこに気付かなった。 そこで踏みとどまらなかった。 むしろ、スピードを増していってしまったのだ。 そこで、課長さんは「やはり・・・」 ということで部長さんに相談した。 そうして、会社としては包囲網を固めていったのである。 そう、直也さんはそうして包囲網を形成されていっていたのだ。 もちろん、直也さんはそんなことに気づくはずもない・・・
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