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火照った顔と赤く染まる唇
潤んだ瞳
熱い視線が絡みあう
突然彼は
ザバッと私を抱え上げると湯船を出た
「座って」
私を椅子に座らせた春美は手のひらに
石鹸を泡立て身体の隅々まですべらせていく
なめらかな泡と香り
そして温かな手のひらの感触に身体がピクッとなる
身体を洗い終えた彼は次に
シャンプーを取り髪を丁寧に洗い出す
あまりの気持ちよさにウトウトしそう
その後私も同じように
春美の身体と髪を洗い再び湯船に浸かった
身体と心がポカポカ温まり
その心地良さに彼の胸に背中を預けて
もたれかかった
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