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一人屋上に残された大輝は告白と共に、
凛からもらった手紙を読むことにした。
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大輝くんへ
いきなりの手紙ごめんなさい。
私なんかが告白してもすぐに振られるのは目に見えています。
だから、
覚悟はあります。
だけど、
私の気持ちは知ってもらいたかった。
ただ、
それだけです。
大輝くんは私の初恋の相手なんですよ、
中学二年の秋。
大輝くんは、
いじめられていた私のことを必死で助けてくれた。
たぶん、
もうあのことは忘れていると思うけど、
私の中では今でも鮮明に覚えています。
それから、
あの時はごめんね。
凛より
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