第二章 友達

3/7
前へ
/34ページ
次へ
「あすみ、お前少し落ち着け。 凛だってやれるとこまでやったんだ、 だからそんなに責めるな」 「せ、責めてないもん」 「あすみの言ってることは正論だとは思うが、 お前達はタイプがちがうだろ?」 「じゃあ、どうすればいいのよ!」  あすみはつい、悠来に向って荒々しく声をあげてしまい『はっ!』と我に返ると口を両手でおさえた。 「ごめん、つい……」  あすみは俯きながら言うと。 「俺たちがフォローすればいい話だろ」 「そうね!そうしよ私たちが背中を押してあげるから頑張りんしゃい」と、あすみは凛にブイサインをして見せた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加