47章

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何の様だ?と、少し不機嫌なマサキが言って。 「そんな事で電話掛けてくるな。」 と、投げては。 「‥‥何?‥」 俺を見て、居心地悪そうにする。 「‥‥別に?」 ただ、可笑しくて。 裸で仁王立ちしてる様が、 格好いい癖にカッコ悪い所が、 可笑しくて、可笑しくて、 布団に顔を埋めて笑ってしまう‥。 必死に抑えようとはするものの、収まりきらない笑いを殺す俺。 「ムカつく、‥カナメの癖に。」 って、頭を掻いたマサキは子供みたいで‥ 知らない一面に、浮かれてしまい‥ 怒らせないように布団に潜って、笑いを抑えた。
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