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目覚まし時計が鳴って起きる朝。
いつも通りの朝…だと思った。
寝ぼけ顔で部屋を見回すと、
隣には見慣れない少女がいた。
誰…この子?と思った瞬間、
ある違和感を感じ、慌てて部屋の鏡を見る。
姿見に映ったのは、またもや見慣れない『美』が付くほどの少女だった。
(…まさか夢…だよな?)
鏡に映る少女は自分と同じ動きをしていた。
夢だと思って両手で頬を叩く。
「痛…ったぁい…(泣)」
乾いた音の後の痛みで、床に転がり悶絶する俺…
(なんか女みたいな口調になってるし…。それに痛みは本物…ならあれは、夢じゃなかったってことか…)
まだ痛む頬を擦りながら、少し冷静になり徐々に思い出していく
…確かそう、昨日の出来事は―
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