あとがきに添えて

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「暁の唄」 鋭利な月 宵の底を削り取り 頬を染めた星空に 波紋を広げる 滅びいく時 宵の底から 現わるは 頬染め暁を待つ 星屑に 嫉妬に狂う 漆黒の闇か 奴隷のカラスが 漆黒の闇に酔う 静寂な母性愛 瞼に秘める 暁の融合に 始まりのテーゼ 明けていく 世の全ての言の葉と 溢れた愛の証が注ぐ 天と地の谷間に転がる 我らが胸に 闇は去る 僅かに東白々と 谷間の水鳥が首もたげ 愛の証 始まりの言霊 限りなく 幽遠の扉が 恋しがる 明媚な暁の カタルシス 詠う我らに 転がる言の葉 愛を響かせ 想いを咲かせ
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