二つ目のお願い

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私は夫にまた心苦しいお願いをしなければならなくなった。 なんとも気が重いし、 本当になんと言っていいのかわからないけれど、 とにかく夫には話さなければならない。 話して見なければ何も始まらないのだ。 卑怯にも私はそのタイミングを探した。 夫に言い出せそうな、その雰囲気を模索していた。 自分はこんなにもズルイ人間なのかと思いながら・・・ そして一方で、 私はこんなふうにしか生きられないのかという そんなどうにもしっくりこない苦しみも抱えて 私は彷徨うのであった。
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