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私は夫にまた心苦しいお願いをしなければならなくなった。
なんとも気が重いし、
本当になんと言っていいのかわからないけれど、
とにかく夫には話さなければならない。
話して見なければ何も始まらないのだ。
卑怯にも私はそのタイミングを探した。
夫に言い出せそうな、その雰囲気を模索していた。
自分はこんなにもズルイ人間なのかと思いながら・・・
そして一方で、
私はこんなふうにしか生きられないのかという
そんなどうにもしっくりこない苦しみも抱えて
私は彷徨うのであった。
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