枕元のプレゼントがありません!

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「流されたのに、何度も何度もイッたんですか。俺は貴方が気持ち良くなれば誰でも良い、デリヘルサンタみたいな代用品ですか?」 「こ、怖いからそんな怒らないでよ。泣きたいのは私だよ……」 あああ、何で私は瑛くんにもっとちゃんと拒否できなかったんだろう。 「分かりました」 「分かってくれたの?」 突然スマイルになった瑛くんは、布団を投げ飛ばし私は生まれたままの姿に晒され慌てて両手で胸と大事な部分を隠した。 「――何で胸まで隠すんですか」 「はは」 「本当に可愛い人ですね。さ、分かったからお風呂に入りましょう」 「何で!?」 今の話の何処を分かってくれて、どこを理解したらそうなるの? 分からない。最近の若い人怖い。 「そんなプルプル震えても可愛いだけですよ。――おいで」 「や、やだっ」
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