枕元のプレゼントがありません!

8/8
前へ
/28ページ
次へ
お風呂は逃げ回り、剃刀を片手に暴れまわりなんとかセクハラは死守した。 優しいサンタさんは私の枕元にプレゼントをくれなかったが、風呂から上がるとバスローブの上にネクタイと指輪が置かれてあった。 「両方、貴方を縛りたいって意味ですよ」 そう言って跪き私の足に口づけする瑛君は――やっぱり変だ。 それなのに、ちょっと余裕がない顔で言う瑛くんがなんとなく可愛くて。 ほだされて流されてしまった私は、瑛君の額にキスをした。 FIN
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

458人が本棚に入れています
本棚に追加