第1章

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とうとうこの日がやってきた 誰もいないイチョウ並木を たった一人で歩く 皆きっと最期の別れを大切な人と惜しんで居るのだろう 僕にはそんな人はいない だから鮮やかに色付いたイチョウの葉を踏みしめた それくらいしかやることなんてない
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