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「ありもしない俺と泊まる予定なんてでっち上げてるからそうじゃないかと思ってたけどやるな~さすが俺の女。 さ、 吉と出るか凶と出るか。 どう?お前の見立ては」 沙紀が微笑む。 「う~ん、 マリアの方は五分五分ってところかなぁ。 一応細工は流々って感じにしてきたけど相変わらず強情だからさ~」 じゃこれでどうだろう。 確率あがるかな? 『そいつ男日照りだから気をつけろ。 精気吸い取られ過ぎて明日の仕事に差し支えないようにしろよ』スマホを操作して沙紀に見せると、 「マリアバスルームにこもったままなの置いてきちゃったんだよね。 で、 かたや枕営業させられるかもって激怒してるのに真相知らないうちにこれ見たらどうなると思う?」沙紀は肩をすくめながらも止める気配はないのでそのまま遼にメッセージを送る。
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