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「千紘、
沙紀。
説明してください」ルークの声が怒りに震えている。
「とりあえず遼とマリア会わせてみただけだよ。
アイツら二年前はひどい別れ方してるからさ。
まぁ、
今回キッパリ別れて次に進むでもよし、
お前が役にたたなかったばっかりにマリアが血迷って一般人に手を出しちゃうのもよし。
当然俺らとしては後者狙ってるんだけどさ」
「そうそう、
私も本当はマリアが新しい恋人でもちゃんと作って幸せにやってるんだったら遼に襲われたら困るからもちろん同席してちゃんと話だけできればいいかなって思ってたんだけどね~。
マリアもあんな状態なら私がいてもただのお邪魔虫じゃない?だからおいてきた」
ルークが唖然とした顔をする。
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