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そういうことをすべて含めて、 彼女は彼に会うべきじゃないんです。 そんなこと彼女自身よく分かってるはずなんですがね。 だから自分では会おうとしなかったでしょ。 でもLove is blindと言いますからね。 二人を会わせて今何かあったと言うなら彼女は将来もっと辛い思いをすることになりますし、 彼も同じでしょう。 そこまで考えてるんですか?」 ふーん。 正直なんとなくマリアがいる世界が分かってきて伸也の言うこともおぼろげながら理解できる。 でも… 「要は仕事に支障ない範囲だったらいいんだろ?ほら、 今日は七夕だしさ。 遼は年に一度でもいいって歌ってたし、 大目に見てやったら。
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