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大体文句あるならあんたらがマリア惚れさすくらいのいい男になればいいだけだろ。 あんな恋愛一年生みたいな女一人口説けない癖に偉そうなことばっかり言ってんなよ」 俺の顔を呆れたように見ていたかとおもうと、 くくく…突然伸也が笑い始めた。 「恋愛一年生ねぇ。 あんたほんとうまいこと言うよね」 今、 こいつ、 ”あなた”じゃなくて”あんた”って言ったよな?ついにキレたか? 「ほんと、 好き放題言いたいこと言ってくれちゃって。 大物だよ。 うちの組織に入らない?いい線行くと思うんだけど。 なんなら俺自ら仕込んでやってもいいけど」
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