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伸也さんは相変わらずマリアの騎士(ナイト)って感じでビジネスパートナー以上の雰囲気醸し出してるし、 さっきのルークだっていい男じゃない~。 熱い目でマリア見てた気がするけどなぁ」 「…ルークは私が好きなんじゃなくて、 私の地位とかそういうのが好きなんだと思うよ」 加えて伸也にピント外れなミッション言い渡されてるだろうし、 そりゃ熱い目で見てるでしょうよ…なんてひねくれて考えてしまう。 「ふーん、 そうなんだ。 でもそういうのもひっくるめてマリアだからそれはそれでありだと思うけどね。 ところで話は変わるけどね、 本当にCRANKの歌、 全然聞いてないの?あんなにヒットしてるのに?」 「…ん。 実はわざと聞かないようにしてた。 思い出すと辛いから」 私の答えに呆れて天を仰ぐ沙紀。
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