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…何これ。
「確かに激しかったねぇ。
ご無沙汰?」
頬が紅潮する。
でも口調はふざけてて笑いながら聞いてるのに、
その目は真剣で。
「…二年四ヶ月ほど。
襲ってごめん」
つい本当のことを言ってしまう。
私の答えに遼が破壊力のある笑顔を浮かべるのでクラクラする。
「お、
ついでに俺の元気の元、
見る?」
続いてスマホで何か操作をしたかと思うとそこには私と遼が寄り添って満足そうに寝ている写真があった。
あの日、
遼のベッドで直樹に撮られた奴だ。
最高に幸せだった時のワンシーン。
「これ覚えてる?唯一残ってるお前の写真。
お前に消去される前に櫂がコピーしてたの気が付かなかっただろう。
他のメンバーも全員持ってるのがムカつくけどな。
俺の宝物」
私はシャッターが切られるまで気が付かなかった自分にショックうけてたな…。
当たり前だ。
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