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行為が終わった後、身体中に花弁を散らせたまま太陽は俺に馬乗りになった。
そして無言で俺を殴りつけると、どんどんヒートアップしていった。
「もうお前とは終わりだ。満足したろ」
散々殴りつけた後、中に出した俺のモノを処理もしないままジーンズを履きそのまま家から出て行った。
ぼーっとしている俺の頬を伝ったのは、涙だったか血だったか。
そのまま太陽は戻ることはないまま、引っ越し業者が入って来て荷物を全て持って行ってしまった。
何度か太陽の家に行ったり保育園に行ったが、会わせて貰えず。
『しばらくソッとしてあげてくらませんか?』
そう千秋先生に言われて、心が折れてしまった。
太陽は彼女にはきっと全て話してんだろう。
でも、太陽。
会えない時間が長くなると、――心が壊れて謝るタイミングを見失い会いに行く勇気が出なくなるんだ。
俺は今でも、初めて会ったあの瞬間のまま君を愛している。
何を捨てても傍に居たかったんだ。
苦い、苦い、嘘を許してとは言わない。
許せるような、二度と馬鹿な嘘をつかない大人になって貴方に会いに行くからどうか、またその瞳に俺を映して欲しい。
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