第1章

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そんな日が幾日も続いた頃 少年は少女の手を取り、 自分の足が有った所に触らせました。 少女が驚いていると 君はもう此処に来てはいけない と言いました。 次の日少女はいつものようにバイオリン弾きの少年が居た街角に行きました。 けれど少年は姿を現しませんでした。 春が来て夏が来ても少女は待ち続けましたが、とうとう少年は一度も現れませんでした。
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