突然の捧げ物

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牧田はすでに顔が真っ赤だ。 「そうですか?あと、スケジュール決めれば、今日はいいですか?」 「つれないねぇの。警戒してる?」 「そんなことありません。」 全く。 自意識過剰が。 世の女は全て、牧田と関係を持ちたいって思うと思うなよ? 「地味子ってさー……処女でょ?」 はしから、里芋の煮っころがしがポトンと落ちた。 「……」 開いた口が塞がらない。 「実はさ…俺も…まだ……なんだよね?」 「……はい?」 「俺の初めて…お前にやるよ?」 「………。」 え? 何それ? つまり…童貞ってこと? 「こんなこと話したの、お前が初めてなんだから、ちゃんと責任とって、今日はこの後…。」
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