セシリア・リヴィオン

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【過去について】 セシリアはアルカナ帝国東部の中流層の家の長女として生まれましたが、親としては軍には入らず普通に婿を貰って家をついで欲しいと思っていたようです。家の家業的なものがあるというわけではないですが、『長女』だから危ない目にあってほしくなかったようです。 そんな両親の期待などに気がついていたセシリアですが、セシリアとしては魔法学者になってアルカナ帝国を守りたいと考えていたようです。そのきっかけは、セシリアの魔法が周りにいた同世代の子供達よりも強力だったことのようです。近くにはやけに張り合ってくる双子の弟であるアルがいたので、余計に負けられなかったということもあるかもしれません。 そんな調子で成長していったセシリアですが、ある時、通っていた学校の先生からリベルール学院の存在を知ります。リベルール学院では魔法を専門的に学べると知ったセシリアは、両親を何とか説得して勉強をしにいこうとしましたが、当然の如く反対されてしまいました。それでもしつこく粘ったセシリアは、期間限定という条件で入学を許可してもらって数年間だけ学院に生徒として在籍していました。それが十代前半なので、その頃に学院にいた人とは知り合いだったかもしれません。
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