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師匠が残した貴重な魔導書や技術書、すごしたのはほんの少しとはいえカルム島に愛着を持っていたシャルは、この島に残り、その遺言を守ろうと決意したのが現在の時間軸から約540年前です。師匠が残しておいてくれたのは書物だけではなく、島全体が対象となる結界の儀式場などといった巨大な魔法の発動に必要なものもありました。それを組み替えたり効率よくしたものが、現在使われている結界の術式などになります。
島を守る傍ら、魔法の研究を始めたシャルでしたが、魔法でカルム島の外敵を排除したり、多くの人の役に立つ魔法を編み出していくうちにシャルの元を訪れる魔法使いが増え、シャルに魔法を教わりたいと言い出す魔法使いも現れてきました。最初は困惑して教えることに抵抗感を感じていたシャルだったが、自分を頼ってくる人々の姿を見て積極的に訪れる魔法使い達と関わるようになりました。
そういった魔法使い達は増えていき、シャル一人で教えられなくなってきたため、シャルは長い間シャルの下にいた魔法使いとカルム島民の協力で現在の学院を作り上げました。これが500年前の出来事になります。
その後、様々な出来事が起こることになるけれど、基本的には島外には出られなくなりました。魔法が絡むときは例外として、出てその場所へいくこともあったようです。
こうして現在に至ります。
何か疑問や質問、過去の設定に絡ませたいといった許可事項がありましたら言ってくださいまし。
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