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純が考えたまさかとは…。
店に戻った純は、晃司に言った。
「にーちゃん、アキには手出すなよ」
怖い顔をして、純がそう言うと、晃司は笑い出した。
「純、お前が惚れるのも分かる気がするよ。
お前の好きになる女のタイプって、昔からかわんねーな」
晃司は純が小さな頃から知っている。
だから、純がどんな人を好きになるのかも。
そして、この二人には因縁の過去がある…。
「純…、アキちゃんはお前の手に負える女じゃねーぞ。
恐らく…、とんでもない過去を持ってる…」
純と晃司の因縁の過去…。
「にーちゃん、アキだけは絶対に譲らないからな。どんなことがあっても…」
純と晃司の好きな女性のタイプは、実はとても似ている…。
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