第五話  夏の終わりに

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次の日、またアキは驚くこととなる。 「こんちはー、百合子さん、おひさぁー」 と軽いノリで店に入って来たのは、あの男だった。 「晃司!!あんた元気だったの!」 その男を見て、百合子はとても驚いていた。 「俺はいつでも元気だよ。 百合子さんは、ここで頑張ってくれてたんだな。 この街に帰って来て、この店なかったらどうしょうかと思ってたよ」 と晃司と百合子の話は弾んでいた。 奥に居たアキが店に入って来るなり。 「アキちゃん!また逢えたね」 アキは驚いて固まっていた。 「晃司とアキちゃんって知り合いなの?」 百合子も驚いていた。 『あっ…、嫌…、その…』 何故かアキは慌てていた。
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