第五話  夏の終わりに

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晃司はアキの手を握った。 「アキちゃん、俺、しばらくここに居るから仲良くしょうな」 と笑顔で言われたが…。 「晃司、アキちゃんにおかしいことしたら、私が許さないからね」 と何故か、百合子がそんな事を言った。 「百合子さん、それは侵害だな。 俺はおかしい事なんてしないぜ。 真正面からはぶつかってくけどさ」 この二人の会話に、アキは訳が分からず、ただ、キョトンとしていた。 それから、晃司はカウンターに座り、百合子と昔話を始めた。 アキはそんな二人を横目で見ながら、仕事をしていた。 この日の夜、晃司を囲んで、皆で食事をする事になり、純は仕事が終わってから、アキも仕事が終わり、みらいを迎えに行き、参加することとなった。
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