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いきなりそう言われ、アキは何も言わなかった…。
今まで、誰も聞かなかった事を、晃司は意図も簡単に聞いてしまう…。
アキが部屋から出ると、晃司も部屋から出て来た。
『晃司さん、ありがとうございました』
アキがそう言った途端、晃司はアキを壁に押さえつけた。
『晃司さん!?』
「純の事、どう思ってんだ。
知ってるんだよな、純の気持ち。
まだ、みらいの父親を愛してるのか」
アキの目を真っ直ぐ見つめ、晃司が言った。
その晃司の目は、見つめていると吸い込まれそうになる…。
晃司の唇がゆっくり近づいて来るのを感じ、アキは手で塞いだ。
すると、晃司はアキを抱きしめた。
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