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「知ってるわ。」
ふと、赤髪の女の子が森の奥から現れた。そして、彼女はこう言った
「アナタは、私に似てる。アナタの血は受け入れられる。」
シンクには何が何だか、さっぱりだった。ただ、彼女が吸血鬼なのはわかる。
「私なら、貴方を助けることが出来てよ?」
「……?」
「その体、そうね皮膚のことだったかしら?私が治してあげるわ。」
「…!」
見ず知らずの彼女がなぜ、自分の体質のことを知っているのか
「私が助けてあげてもよくてよ?シンク・ロード?」
なぜ、名前を知っているのか。シンクに考える余裕はなかった
彼女は腕を組んで偉そうに、仁王立ちして言った。
「私の名前はサチェルタ」
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