2人が本棚に入れています
本棚に追加
二人の父。センリは、サータと真逆の"エクソシスト"。聖職者で、教会の牧師をしている。
なぜ、この二人がくっついたのかは、また別の話にて。
<吸血鬼同士の吸血行為は禁忌とする>
「ふーん、吸血鬼同士では血を吸っちゃダメなんだー。そうだよねー、共食いになっちゃう」
手当たり次第に、パラパラと本を読むミーア。
ふと、手が止まる。棚の中にある、古めかしい1冊の本。
何となく、ミーアはその本を手にしないといけないと感じた
「……なんか、読みなさいって、言ってる感じがする。……この本、借りちゃお…!」
ミーアは、母に内緒でその本を借りることにした。
(あり得ないけど、もしかしたら、目のこと……どうにかなるかもしれない!)
ちょっとした、期待と妄想、願望を胸にミーアは部屋を出でた。
元々、素質があったミーアは、面白いように本を読み進めていった
面白い!楽しい!不思議!
やってみたい!
そういった、感情が駆け巡るようになった
最初のコメントを投稿しよう!