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「どうしたの?ミーア。最近、様子が変よ?」
肩をがっしりと掴まれ、視線を無理矢理合わされる。
「ん、なんでもないよ。」
ミーアは笑顔で答える
「……そう?お姉ちゃんに何か相談事があれば言ってくださいよ?」
「ありがとう、お姉ちゃん」
「ミーア。今日は、学校休みましょう?まだ、病み上がりなんですから」
「りょうかーい」
パタム。
ユーニは朝食の支度をすると言って、ミーアの部屋を出ていった
「……視えてるクセに」
ユーニの出ていった、ドアを見つめながら、ミーアはポツリと呟いた
ミーアの姉。ユーニにはまだ制御できていないが、不思議なチカラがあり、過去、未来、今を視れるのである。
そんなチカラを持っているのだから、ミーアの身に起こっていることなんて
わかってるハズなのだが。
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