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「……ミーア?わわわわ。ごめんっ!」
目を覚ますなり、真っ赤になりながら飛び離れる十夜。
「で、十夜。ミーアと契約するか?」
サータが質問する。
「……も、勿論です。……ミーアが、僕でいいのなら。……喜んで、僕は!……ミーアと、契約します。
……何だか、よくわからないんですけど。ミーアには、そ……、側に居てもらわないと、困るっていうか………、意味がないというか……」
口ごもる十夜。ミーアは笑顔で言う
「ウチが、十夜の側にいたいのっ!ウチも十夜と契約しますっ」
ミーアの指に指輪が嵌められる。
「ミーア」
ユーニが呼び止める。
「ミーアが信じる道を進みなさい。未来が開ける事でしょう。ミーアの望んだ、世界が。最後までよく耐えましたね」
「彼の者に、神のご加護があらんことをってね。」
センリがウインクしながら、出てきた
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