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今日も、学校で何かを言われた。もぅ、なれたからいいんだけど
「……苦しいな」
世界は種族が共存しあおうって、なってるのに、なんでかな。
「人が人を……、バカみたい」
ただ、少しだけ。他の人とは違うだけなのに。こうも、疎まれるなんて
「もしも……、目の色が同じだったら?」
少しは、世界が明るくなったのだろうか?
「ウチは……、お姉ちゃんみたいに、強くない…………!」
姉もミーアの知らないところで、疎まれ続けたが、耐えてきた。
耐えて、耐え抜いて。一握りの友を得た。
姉が、卒業した今。ミーアは一人。好奇の目は、ミーアに向けられる。
「目の色を変えたいよぉ……うっ……」
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