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母の影響で、オカルト関連に興味があったミーア。
小説とかで魔女や、魔法使いの存在知っているけれど
あれは、所詮作り話で。魔法なんて都合のいいものはない。
古い歴史の本には、人間界に魔女がいた!とか、魔法世界への扉!……なんて、あったけど
それも真実かどうかは定かではない。まぁ、夢見るだけはタダってことで
「……ってか、吸血鬼って本当にいるのかなぁ?居るんなら、会いたいなぁ」
この世界、吸血鬼という種族が正式にいるらしいのだが、実際に見たことない
ひと目でいいから、みてみたいと。ミーアは思った。
「お母さん、まだ帰ってこないよね?」
サータは、昼間は小さなアンティーク雑貨の店を構えている。
中には、オカルト雑貨も混ざっている。表向きはアンティーク雑貨の店なのだが
裏では、呪いを使う何でも屋みたいなことをしている。
夜は夜で、書斎にこもり何かをしている。少し前に、父に訊ねたら
「友達を助けるための研究をしているんだよ」と、言われた
※メイド・イン・サータのリミッターに繋がる。
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