第1章

5/5
30人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
最後は言葉にならなかった。 あっ、と言う間に形のいいそのくちびるにブルーピンクに塗られた香凛の唇は奪われた。 必死に抵抗する間もなく口の中に冷たい、軽い刺激のある液体が入ってくる。 シャンパンだ…! と、気がついた時には意識が遠退いていた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!