第三章

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俺は考えてなかったんだ 今のまま居れないなんて事は。 俺はずっとこのままだと思っていたんだ 部活の集まりに間に合うよう屋上を出る 亮と一緒に居たいが部活はさぼりたくないから ───「明日の昼休み来れなくなっちゃった…」 明日の昼は部活の大事な話し合いがあるから 亮に会えない。 はぁ、やる気出ないなぁ 「──っ」 「頑張れよ」 そう言い頭をポンポンと撫でてくれる亮 顔が熱くなるのが分かった そして、心臓がバクバクいっている 亮に聞こえて無いと良いけど。
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