第二章

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亮のその言葉に釣られ考えてみる 真っ先に浮かんだのは亮の顔 ………ナイナイナイナイと、考えを消す 「ないなぁ」 「そっか、でも大丈夫だよ。幸多もいつかちゃんと恋するから」 「だといいけどね…… あ、合唱部の集まりあるから行くね」 昼休みは終わる10分前に集まり少し練習をする事になっている 前は楽しかった練習 でも今は ………もう少し屋上に居たかった 「頑張ってね」 毎回言ってくれるこの言葉 胸が少し温かくなる気がした。
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