130人が本棚に入れています
本棚に追加
亮のその言葉に釣られ考えてみる
真っ先に浮かんだのは亮の顔
………ナイナイナイナイと、考えを消す
「ないなぁ」
「そっか、でも大丈夫だよ。幸多もいつかちゃんと恋するから」
「だといいけどね……
あ、合唱部の集まりあるから行くね」
昼休みは終わる10分前に集まり少し練習をする事になっている
前は楽しかった練習
でも今は
………もう少し屋上に居たかった
「頑張ってね」
毎回言ってくれるこの言葉
胸が少し温かくなる気がした。
最初のコメントを投稿しよう!