蝶が舞うころ

はじめに

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本作品は、織田信長の正室・濃姫こと、帰蝶を描いた物語です。

彼女について諸説伝えられる中、『私が一番心惹かれた説』を取り入れさせて頂きました。

また、読みやすさを考え、会話などは基本的に現代の言葉で、お届けさせて頂いております。

何より、この作品は『織田信長』の物語ではなく、彼の妻となった女性の物語。

信長を愛する方にとっては、大胆に端折っているように感じるかもしれませんが、

歴史に残るカリスマの妻となった女性の心情と人生にクローズアップした物語なので、あらかじめご了承頂けたらと思います。

それでは、どうかよろしくお願いいたします。

望月麻衣