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「夏も省吾から卒業しろよ~。ほんじゃあな!」
「ん、またな。元気でいろよ。」
「お前もな!」
それぞれにお互い声を掛け合って、教室からそいつらが出ていくと一人になったが、廊下や外からはまだ喧騒が続いていた。
それも少しずつ時計の針が進むごとに静かになり、校内が落ち着いてくる。
時刻を見れば後8分すれば14時か…という時刻で、俺は暇潰しにスマホを取りだしアプリを起動させた。
そこに、
ガラッ!
「いた────!!」
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