《第2部・第1章》

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次の日の1時間目後の休憩時間に、目だちめ女子2人の高らかな笑い声に私は振り向いた。 『指導員うぜぇんだって。あたし1人でも出来るってのよ』 明らかに高らかに笑う内容ではない気がするけど? 私はそう思い学校終わったらマクドに行かなきゃいけない事をまた思い出し、ため息をついた。 『あたしも~、テーブル拭くの指導員後からチェックすんのよ。また誰か座るんだから少しくらい汚れてたって良くない~?ごみ捨てとか超したくないしぃ~』昨日…笑ってないのに『笑ってんなよ』って睨まれた事…今日行ったらまたどんな嫌味を言うのか…さらにため息が出た。 授業が終わる、そして頼まれ掃除をしているとポケットに入れてる携帯から着信がきた。メールだから…と掃除が終わってから読むと松本さんからだった。 『学校横の公園にいるから』とあり、私は走って校門を出て公園へ向かう。 普通の公園にピンクの車、って目立ち過ぎぃ~!近くまで行くと松本さんが車から降りて呆れた顔をして苦笑する。私はその苦笑にドキッとし足が止まる。 松本さんが私に近づきまた苦笑する。 『歩いて来なさいよ、髪がボサボサで制服も乱れてるし…今日掃除当番だったの?』 『頼まれ掃除です…』 『要領良い子は何だかんだと言い訳して、逃れるからね』 松本さんは、ため息をつき私の髪を手でくしゃくしゃにした!今乱れてるって呆れたばかりなのに…? 手をつかまれ車の前で松本さんに髪をブラシで整えてもらい、肩下10㌢の髪…私がしていた色ゴム2つを絡ませ結びポニーテールにしてくれた。制服の乱れも。『あなたってほんっと手間かかるわね~、けど可愛くなったわ』 私は下を向き恥ずかしそうにしていると『乗りなさい』と促され私は助手席に乗った。
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