第1章

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それからも、朝夕の挨拶はおろかメールで送られ来る秋ナス等の写真は続いたわ。 綺麗な紅葉と、一言の写真入りボケに、危うく電車の中で吹き出しそうになったなったじゃないの。 秋も深まったある時、貴男が言った不器用なお誘いの言の葉。 「一緒に鍋物でも、しませんか?」 あれじゃあ、上手く行ったとしても「恋愛未定でお願いします!」と、行った所じゃないの。 もっと、ビシッと決めてよね! それまでは、あなたに合わせて「恋愛未定でも、我慢するわ!」 さて、今晩はどんな鍋料理にしようかなぁ! ねっ、お隣のマイハニー! ―完―
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