0人が本棚に入れています
本棚に追加
「灯真様、次の件ですが…」
「あぁ!灯真様!探しましたぞ!今度の遠征なのですが…」
「灯真様!異能者の犯罪の件ですが…」
「あー…だりぃ…」
家臣達からの提案や相談等を終え真っ先に向かったのは、百花繚乱のいる場所。
「終えられたのですね、灯真様」
そこには珍しく聖羅と菊花もいた。菊花はお狐と話し込んでいるようだ、聖羅が灯真の方へ来た。
「お疲れ様です、菊花から異能者の正確な情報を聞いたのですが…今回は私が行ってもいいですか?」
「?なんでだ」
「…吉原遊郭の方のようで…、デリケートな部分もあるかと思いまして」
女にしかわからないことか、と納得し遊郭にいるとされる異能者の事を灯真は聖羅に任せた。
最初のコメントを投稿しよう!