騒がしい中の爽風

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「…あれ?もう話、終わったんだ」 「うん、まあね」 「…ちょっと」 実架が俺の肩に腕を掛けて、端に連れて行く。 オマエ、何なんだよ…。 「ねぇ、何を話してたの?」 いや、言えねーし。 「好き…好きな弁当の話だよ。ハハッ」 「は?じゃあ、私たちが居ても良かったよね?」 「…いや。ダメだ。男の好きな弁当なんて知られたくねーもんなんだよ。」 「……くだらな。あー。なんだー、あの場に残ってれば良かったー。」
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