温故知新の巻

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そして、パパッと制服に着替え荷物を持って一階に降りた。 朝ご飯は基本食べない。 「さっきは、すまなかった。その見てないからな…!」 総司は体育座りから立ち上がった。 その赤面具合は絶対に見たな。 「もう良いよ。じゃあ、学校行ってくるから家で大人しくしていてね」 総司は私の腕を掴んだ。 「待て!私も行く」 えええ~ でも、家に一人きりにしておくわけもいかないか… 「行くって言っても、その格好じゃ…」 私は急いで、階段を上がってお父さんの寝室に入って、クローゼットを開けた。
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