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「あなたは誰?」
笑顔で聞く私。
「私の名は沖田総司(おきたそうじ)だ」
そう答えた沖田総司と名乗る男と私二人は、何処か江戸の世界を感じられる古めかしい部屋にいた。
「私家に帰らなきゃ」
申し訳なさそうに言う私。
「えっ!?では、私も着いて行こう」
ゴホンと咳払いをして、沖田が言った。
「えっ!?着いてくるの?ていうか時間ないからもう行くよ」
パニック状態の私は、時計も見ないで時間がないと言い、布団で寝ている沖田総司の手を引いた。
「うわっ」
沖田は驚いた。
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