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「ちょっとだけ、寝させて」
そう言って返事も待たずにカズくんは布団をめくって布団にに潜り込んできた
あ――カズくんの香り
カズくんの、肌の温もり
「カズくん……」
幸せを感じて、ぎゅっ、とカズくんに抱き締められた腕の中でその余韻に酔いしれる
今だけくらい、こうしてたっていいよね
――と、思ってたら
「――大人しくするから」
って、ちゃっかりTシャツの中に手をつっこんできた、カズくん
「も、もー!」
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