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違う。
私だけがまだ、上がりきれていないんだ、このゲームから。
終了宣言をしたのは自分のくせに。
そのくせ、心の中ではいつまでたってもゴールに辿り着けないでいる。
忘れたい、忘れたい。
でも、忘れたくても忘れられない。
“本気だった”
それが本当だとしてもどうすることもできない。
会いになどいけるわけがない。
今更、どの面下げて先輩の前に顔を出せるだろう?
私は“ゲームだった”と言ったのだから。
「…っ …ああっ―――…」
神様、このことを笑って話せる日はいつか来ますか?
報われる日は来ますか?
いつかは、完全に忘れられますか?
教えてくださいその日を。
どうか、教えてください。
今、教えて―――…!
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