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「ほれみろ、やっぱりミルクがいいって吠えてるじゃないか!」
「ク~~ン……」
≪心≫『いや、そりゃ犬やから否定的な意見の時でも、吠えることしか出来んっちゅうねん!ワンしか言えへんっちゅうねん!
あ~アカン……このヒゲ親父、顎からもみあげに向かって全部むしってやりたい!』
「おとっつぁん、試しにステーキもミルクの横に置いてみようよ!」
「ワンワン!!」
≪心≫『またまたナイスや!!小娘!!』
チトセのお願いで、ママンは台所でステーキを薄切りにして、皿に盛り付けボナンザの目の前に置いた。
「さぁ、ボナンザ、お前はミルクと肉、どっちが食べたいんだ?選べ!!」
ヒゲ親父が2つの皿を少し離してセットした。
「ワーーーーーン!!!」
≪心≫『肉――――――――!!!』
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