第3ワン いま、散歩にいきます

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「ワン!」 ≪心≫『ナイスだ、小娘!』 「えぇ、ワシしょんなに臭いですか?昨日、餃子食べたからきゃな?」 「いや、そういうレベルじゃないよ」 「ワン!!」 ≪心≫『そうだ、なんかもう納豆と卵が腐った匂いが合体した匂いだからな!!』 そんな会話の後、ボナンザの初めてのお散歩はスタートした。 ジイは少ししょんぼりした顔で、チトセの10m後をストーカーのようについてくる。 「ボナンザ、まずは公園に行こうね!」 「ワン!!」 ≪心≫『よ~し、いくらジジイがついて来ようと、あんだけ離れとったら逃げれるはずや。 小娘が遊具で遊び始めた瞬間に出口にダッシュじゃ!」
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