第3ワン いま、散歩にいきます

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そう言うとジイは、すべり台からダッシュで砂場に近づいてくる。 「ワンワン!!」 ≪心≫『処理ってなんやねん!!俺のウンコは爆弾か!?』 ジイはポケットから袋と割り箸を出してきて、ボナンザのウンコを素早く処理した。 「臭!!お嬢様、コレは小さい割りにかなり臭いウンコをする犬ですよ!」 「ワン!!!」 ≪心≫『うるさい!お前のほうが臭いっちゅうねん!! お前なんかウンコ以上、毒ガス未満じゃ!』 「ボナンザ、すべり台すべろ~!」 チトセはボナンザを抱きかかえ、すべり台の階段を上っていく。 「ワンワン!」 ≪心≫『よ~し、またまたチャンス到来や! このすべり台を滑りきった瞬間に、ダッシュで逃げたる!!』
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