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そう言うと、ママンはブランド物の袋から、犬用の洋服を出してきた。
しかもフリフリのフリルがついた犬用の洋服だ。
「ヴァンヴァン!」
≪心≫『なんじゃいその服は!?
俺は絶対着んぞぉ、そんなお嬢様みたいな服!
このオバハン、俺がオスってこと忘れてるんちゃうか?』
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいアルよ!きっと可愛いはずアル!」
ママンは嫌がるボナンザを捕まえて無理やり着せた。
「ほ~ら、ピッタリアル!」
「ク~ン」
≪心≫『くそったれぇ、なんて屈辱的なファッションや!!
俺は貴婦犬ちゃうぞ!こんな格好じゃ恥ずかしくて脱走できひんやんけ!』
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